北朝鮮初の大規模派兵の衝撃 動き出したロシアとの“軍事同盟”

2024年11月1日放送 14:50 - 14:59 NHK総合
時論公論 (時論公論)

北朝鮮は31日、ICBMの発射実験を行ったと発表。ICBM発射演習を実施したばかりのロシアと足並みを揃えた形の北朝鮮。ロシアを支援するため初の大規模な派兵に踏み切った。ウクライナの切迫感は高まっており、当局は北朝鮮兵士に投降を呼びかける動画を公開している。北朝鮮が派遣しているのは特殊部隊「暴風軍団」の可能性があり、多くは20代前半で1万2000人が派遣されると韓国政府は分析している。
6月にロ朝は新たな条約を結んだことを受け協議が進んだと見られている。プーチン大統領は北朝鮮の派兵を否定せず、「条約の枠内で何をするかは我々の判断」としている。兵力不足を穴埋めできるメリットに加え、軍事協力誇示で欧米などをけん制したい思惑もあるとみられる。北朝鮮の大規模な派兵は建国以来初めて。ロシアとの軍事協力の拡大・強化、対決ムードを高めて体制を引き締める、実践を通じた軍事力の向上といった狙いがある。国連安保理では緊急会合が開かれた。今回の派兵は、ウクライナ侵攻の長期化を招くだけでなく、欧州とアジアの安全保障をリンクさせる。国際社会はロシアと北朝鮮の動向を連携して監視し、外交圧力を高める必要がある。


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