首都圏ネットワーク (ニュース)
今月7日に投票が行われる茨城県知事選挙。争点の一つは選定療養費。緊急性が認められない搬送に対して患者が支払うもの。茨城県では去年徴収が始まった。筑波記念病院の診療科目は30。病床数は476床。遠方からの救急受け入れもしているとのこと。この病院の去年1年間の救急搬送は5年前の倍以上となっている。今年度は選定療養費の導入などにより、救急搬送がおよそ100件減少している。7月までに選定療養費を徴収したのは55件。病院長は不要不急な救急搬送の抑制に一定の効果を上げたと指摘する。茨城県によると、選定療養費を導入した去年12月からの半年間で、県全体の搬送件数は3.2%減少した。軽症患者の搬送は12.1%減少している。選定療養費が徴収されたのは3.8%とのこと。緊急性がないと判断された場合、患者が支払う額は7700円。