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アメリカのルビオ国務長官は14日、SNSの投稿で「アメリカに駐在する南アフリカ大使はもはやわれわれの偉大な国に歓迎されない。彼は人種差別的な政治家で、アメリカとトランプ大統領を嫌っている」と主張した。そして「我々は彼と話すことは何もない」として“ペルソナノングラータ”(好ましからざる人物)と見なすことができると指摘し、大使に国外退去を求めたいとの考えを示した。ルビオ長官は南アフリカが議長国を務めた先月のG20(主要20か国)外相会合への出席を見送っていた。トランプ大統領は「南アフリカが白人に対して差別的な政策を取っている」などと主張して援助の凍結を指示するなど外交的な圧力を強めていて、さらなる関係の悪化が懸念される。