めざましテレビ NEWSカイトウ
南海トラフ巨大地震、これまでにも繰り返し起きているマグニチュード8クラスの巨大地震。今後30年以内に約80%の確率で起こるとされている。11年前の被害想定。当時政府は10年で約8割、建物については5割減らす目標を立てた。今年の想定で、目標はまったく達成できなかった。政府はあえて数値を変えずに改めて今後10年で死者を8割減らし、建物の被害を半分にする目標を立てた。災害関連死を防ぐ「命をつなぐ」対策としては上下水道の耐震化、国際標準の避難所、トイレなど205項目をあげた。防災システム研究所・山村武彦所長は「主な数値目標は国や自治体だけでは達成できない。一人一人に何ができるかを考える宿題を突きつけられている」と指摘。