取材 ナゾの乳製品も…モンゴル訪問裏側とは?/両陛下モンゴル訪問の裏側

2025年7月10日放送 16:37 - 16:44 日本テレビ
news every. みんなのギモン

日曜日から8日間の日程で、歴代天皇として初めてモンゴルを訪問されている天皇皇后両陛下。滞在5日目となったきょう午前、天皇陛下は、新モンゴル学園を訪問された。この学校は、日本で教育制度を学んだモンゴル人らが設立し、初めて日本式教育を導入した。陛下は、多くの生徒たちが日本とモンゴルとの架け橋になってくれていると聞き、嬉しく思ったなどと教員を労われていた。学校で、陛下が口にされていたのは、モンゴルの伝統的な乳製品「アーロール」。訪問初日、チンギス・ハーン国際空港で行われた最初の歓待でもアーロールで出迎えを受けていた。モンゴルのスーパーでも売っていて、値段は1袋700円くらい。チーズとヨーグルトの間のような味で、食感は軽いという。遊牧民にとって乳製品は大事なものであり、かつては牛乳で出迎えていたが、現在は手軽さなどからアーロールが選ばれているという。「白い心であなたをお迎えします」という意味が込められているという。山崎は、日常生活で食べるものというより、尊敬するお客さんが来たときやお祝いのときに食べるような、少しいいものという感じだというなどと話した。
今回の両陛下のモンゴル訪問では、8日に行われた歓迎式典に、白鵬ら3人の元横綱も出席。愛子さまも、幼い頃は大相撲ファンだと陛下が記者会見で述べられたこともあった。愛子さまは4歳の時、両国国技館で大相撲秋場所を観戦された。愛子さまは勝負がつくと熱心に取組表に印をつける姿も。今回のご訪問で話題となっているのが天気。天皇皇后両陛下がモンゴルに到着された日曜日は現地は雨で、8日の歓迎式典も雨が降る中で行われた。モンゴルでは「縁起がいい人が来ると雨が降る」ということわざがあるという。天皇陛下は晩餐会で、モンゴルでは雨が降るのは非常に縁起が良いとの言い習わしがあると聞き乾燥地帯で暮らす人々にとっての水の大切さを実感しましたと述べられた。天皇陛下は火曜日に日本人抑留者の慰霊碑を訪問されたが、この時は黙祷の後に雨がやみ皇后さまが「雨がやんだようだけれどももう一度一礼をやりますか」と尋ねられると陛下は「もう一度会釈しましょうか」とお二人で傘をささずにもう一度一礼された。


キーワード
北の湖敏満朝青龍両国国技館敬宮愛子内親王大相撲九月場所チンギスハーン国際空港ウランバートル市(モンゴル)白鵬日馬富士天皇徳仁皇后雅子新モンゴル学園

TVでた蔵 関連記事…

両陛下 モンゴルの国民的祭典へ (NHKニュース おはよう日本 2025/7/11 6:30

両陛下 モンゴルの国民的祭典へ (NHKニュース おはよう日本 2025/7/11 6:00

天皇陛下 モンゴルの寺院へ 舞楽も鑑賞「大変興… (めざましテレビ 2025/7/11 5:25

両陛下公式訪問 なぜモンゴル? (TBS NEWS 2025/7/11 4:00

エリート養成学校を訪問 (ゆうがたサテライト 2025/7/10 16:54

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.