報道特集 戦後80年つなぐ、つながる
きのう、横浜市にある「真照寺」で台湾出身戦没者慰霊碑開眼・除幕式が行われ、3万人の日本兵を悼んだ。8月で98歳になる台湾出身の元日本兵である呉正夫さんは式について「嬉しいの一言」と話す。呉さんは日本兵として戦うも日本出身ではないことを理由に軍事恩給などを理由に差別を受けてきた。それよりも耐え難いのが台湾出身の日本兵の存在を忘れ去られる事、日本でも台湾出身日本兵の慰霊碑は沖縄と奥多摩の2箇所しかなく、呉さんは神社・仏閣を訪れ交渉などをするが条件が中々合わなかった。去年、呉さんのことを知った真照寺の水谷栄寛住職が協力を申し出た。その後慰霊碑の設置などを行った。