ひるおび! ひるおび15周年特別Week
高橋みなみと経済評論家・加谷珪一が東京証券取引所を取材。今年は株価が史上最高値を何度も更新する一方、歴史的な乱高下もあり、ニュースに度々登場した東京・兜町にある東京証券取引所。案内してくれるのは東証の金本さん。一際存在感を放つガラスシリンダーは直径17m。上部には1周約50mある「チッカー」と呼ばれる電光掲示板が表示され、取引されている株価がリアルタイムで表示されている。取引が活発になればなる程、多くの株価を表示しないといけない為、回るスピードが速くなる。さらに世界の取引所では株価が下がると赤、株価が上がると緑で表示されるが、日本では紅白がとても縁起が良いという文化があるため、縁起を担いで赤をプラス表示にしている。現在は取引が電子化された為、人がほとんどいないが、1999年までは株式を売買する立会場として約2000人であふれていた。また、当時重宝される人材には特徴があり、背が高くて声の大きないわゆる体育会系の人が選ばれた。手サインは相場の華と呼ばれ、銘柄名・数数などを手だけで素早く伝える手段だった。例えばトヨタ自動車は”ト”とカタカナで書いて車を運転するような手サイン、みっつ”の指が頭を”越す”の手サインで三越。