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阪神・青柳晃洋投手がフィリーズとマイナー契約を結んだ。日米で大きな注目を集めているのが、ロッテからドジャースに移籍した佐々木朗希投手。佐々木投手は「厳しい競争を勝ち上がって、大リーグ契約を勝ち取れるように、まずはそこからだと思っている」と述べた。年齢制限でマイナー契約となった佐々木投手が、大リーグ昇格を厳しい競争と話したのには、王者ドジャースならではのチーム事情がある。ドジャースは、手術明けの大谷翔平選手のピッチャー復帰を見据え、ほかのチームよりも1人多い先発6人制の方針を示している。層の厚いドジャースでローテーション入りは容易ではない。大リーグ2年目となる山本由伸投手。このオフ、フリーエージェントで獲得したブレイク・スネル投手は、サイヤング賞に2回輝いている。タイラー・グラスナウ投手は去年、開幕投手を務めている。けがから復帰予定のトニー・ゴンソリン投手は3年前、16勝1敗の好成績を収めている。ほかにも実力のあるピッチャーがそろう中、日本選手3人がそろってローテーションに入れるのか、ドジャースのハイレベルな先発争いに注目が集まる。