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大手損害保険会社が来年1月から自動車保険の保険料を一斉に値上げする。このうち東京海上日動火災保険は、平均で3．5％の値上げ幅になるとしている。また、あいおいニッセイ同和損害保険は平均で4％〜5％程度、三井住友海上火災保険も値上げを行う方針。3社とも2年連続の値上げとなる。一方、旧ビッグモーターによる保険金の不正請求の問題を受け、ことしは値上げを見送った損害保険ジャパンも、来年については平均で5％値上げするとしていて、保険料の値上げは5年ぶり。値上げをする背景について、各社は自動車部品の価格や人件費の上昇で修理費用が増えていることや、ひょうなどの自然災害で保険金の支払いが増加傾向にあることなどを挙げている。