ワールドビジネスサテライト The 追跡
任天堂のスイッチ2が発売から4日間で世界の累計販売台数が350万台を超えた。転売を防ぐため、抽選販売の応募の厳しい条件を設けるなど、対策が取られているが、すでにフリマサイトでは定価を上回る金額で出品されている。茨城・牛久市のゲオ牛久中央店の店内には、スイッチ2の販売コーナーがあるが、すでに1回目の抽選は終えていて、新品の在庫がない状態となっている。中古商品の棚を見ると、1台だけ中古があるが、定価とほぼ同じ値段。ゲオではスイッチ2の発売から約1週間で十数台を買い取っていて、その殆どが短期間で売れている。一方、メルカリのサイトには大量のスイッチ2が定価を大きく上回って売られている。こうした転売に厳しい対策を講じたのがLINEヤフー。スイッチ2の出品を当面禁止にしていて、AIや人が検知して出品するなどしている。転売品の購入を持ちかける動きはXでも。提示されていたのは定価よりも1万円ほど高い金額。この転売ヤーに接触した。表れたのは都内に住む30代の男性。男性は応募当初から転売目的だったという。