今夜はナゾトレ 世界遺産 厳島神社の秘密Q
593年、宮島に創建された厳島神社。現在のような海上社殿となったのは平安時代末期。厳島神社を熱く信仰していた平清盛により大改修が行われ、現在の姿になったと伝えられている。大鳥居は高さ約16m幅約24m、平安時代に平清盛が社殿を建てた時には既に海上に存在していたと言われており、800年もの間、参拝者を迎えてきた。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは赤い大鳥居の眺めは日本有数の景色と絶賛され、最高ランクの三つ星で掲載。外国人にとって欠かせない日本を代表する観光名所となっている。大鳥居は干満の差が激しい入江に位置しているため、12時間毎に繰り返す塩の満ち引きで景色が一変。干潮時は目の前まで歩いて近づけるのも厳島神社参拝の醍醐味。大鳥居は砂地に置いているだけ。本来不安定な場所だが、海底に松の杭を打ち込むことで地盤を固め、その上に約60tある大鳥居を置いているとのこと。固めた地盤のおかげで波風に耐え、海中でも立ち続けることができる。問題:大鳥居の工夫は?A.大鳥居の中に石を入れる、B.柱に穴を開けて力を逃がす。正解:A。約4tの石を載せ、重量を増やし波風に強い設計に。
