情報ライブ ミヤネ屋 (ニュース)
愛知県在住の田中ひとみさん(仮名・21)は13歳で大麻を吸い始めて依存症になり、18歳で逮捕されて少年院に送られたという。1年3か月後に出所し、現在も薬物依存症回復施設で治療を続けている。ごく普通の中学生が大麻に手を染めるきっかけを証言を基に検証する。ひとみさんは毎日嫌々学校に通っていた。学校では勉強についていけず、授業をサボるようになり学校に居場所がなくなった。親には話せず反抗的な態度をとっていたという。中学1年生の春休み、当時付き合っていた2つ年上の彼の家で気軽に大麻を吸ってしまった。当時大麻を良く言う曲が流行っていて、やってみたいと思ったという。中学2年生の時に友人の間でも大麻が広がり、その頃にはひとみさんは大麻の常習とMDMA、LSD、コカインなどの他の薬物にも手を出すようになっていた。高校に入学すると同時に大麻の入手ルートだった彼と別れたが、大麻への依存はエスカレートしていて、毎日アルバイトをしながらSNSやアプリなどで大麻を入手していた。未成年の頃から風俗や出会い系でパパ活をやっている子は多かった、とひとみさんは話した。ひとみさんは「もっと前に助けを求めていたら良かった。助けてって言えないからクスリにいった。」などと言った。中・高生の保護者に「自分のことコミュニケーションを取ってほしい。反抗期でもしつこく聞いているとカッコつけてるだけだから粘ってほしい」と伝えたいと話した。