- 出演者
- 石原良純
石原良純が石原裕次郎に関する映像を鑑賞しながら深い絆を語る。1977年放送「徹子の部屋」の映像を紹介した。良純が裕次郎の優しを感じた初共演作は「西部警察 PART-II」。裕次郎が生涯出演した映画は100本以上。大スターを生み出したのは良純の父・石原慎太郎。弟・裕次郎をモデルにした小説「太陽の季節」が映画化し裕次郎のデビュー作となった。
昭和を代表する映画スター石原慎太郎は29歳の若さで独立プロダクションを立ち上げる。人生と映画化を大きく変える作品が「黒部の太陽」。三船敏郎と石原裕次郎の共演作。裕次郎は私財を投げ打ち制作にかけた。しかし当時の映画界では5つの大手映画会社があり俳優は専属契約した会社の映画しか出られなかった。日活の裕次郎、東宝の三船の共演はあり得なかった。5社の映画会社は2人をボイコットし「黒部の太陽」を自社の映画館では上映しないという圧力までかけてきたという。兄・慎太郎は映画会社の重役らに直談判し、裕次郎と三船の共演が認められた。CGなどない時代で命がけの撮影だった。「黒部の太陽」は観客動員数約734万人を記録。
オープニング映像。
建設工事会社で経理の仕事をしている早川さんの幸福時間はヨガの指導。11年前、育児などのストレスで悩んでいた時に始め心が落ち着いた。その良さを他の人にも伝えたいと5年前に指導者の資格を取った。
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- 青梅市(東京)
私の幸福時間の次回予告。
石原良純が今秋以降に公開予定の黒部ダムの新ルートに潜入する。トロッコ列車に乗り終点の欅平駅を目指す。黒部峡谷には数多くのダムや発電所が建設されており、最も上流にあるのが「黒部の太陽」の舞台となった黒部ダム。トロッコ列車も元々は工事用の資材や作業員を運ぶためのものだった。黒部は石原家にとって切っても切れない縁がある。良純は石原慎太郎の小説「弟」を映像化したドラマに出演した際に黒部ダムを訪れていた。
列車で走ること約1時間20分、終点の欅平駅に到着。今秋以降、新たに黒部宇奈月キャニオンルートが公開予定。元々は資材や作業員を運ぶ工事専用ルートだった。新ルートは全長約18km、標高差800mで5つの乗り物を乗り継ぐ。1つ目は3両編成の工事用トロッコ列車。引っ張ってきた貨車をエレベーターに乗せるためスイッチバックした。エレベーター前にはトンネルを掘った時の形跡が残っている。
石原良純が今秋以降に公開予定の黒部ダムの新ルートに潜入する。トンネルの中でスイッチバックした列車は貨車だけを切り離しエレベーターへ。エレベーター前にはトンネルを掘った時の形跡が残っている。貨車を運んだ堅抗エレベーターで一気に200m上がり、蓄電池機関車に乗車。トンネルのサイズに合わせてさらに小さくなっている。先に進むとマグマの熱で岩盤があつくなる高熱隧道がある。
石原良純が今秋以降に公開予定の黒部ダムの新ルートに潜入。高熱隧道でとられていた対策は作業員への放水。仙人谷ダムまでが戦前のくろさん建設で作ったルート。奥はくろよん建設のために延伸された。60年前に建設された黒部川第四発電所の内部を見せてもらった。
石原良純が今秋以降に公開予定の黒部ダムの新ルートに潜入。60年前に建設された黒部川第四発電所の内部を見学。完成当時、水力発電所として国内最大級で現在も30万世帯・約1年分を発電している。黒部ダム&黒四発電所は関西電力初代社長・太田垣社長の強い信念で断行された。特殊ケーブルカー「インクライン」で登り、最後はマイクロバスで黒部ダムを目指す。
黒部ダムまではバスに乗りトンネルの中を進む。黒部トンネルは黒部峡谷の複雑な地形に沿って掘削している。6.5kmの所に貫通点があり、誤差は横方向は約2cm、標高約3cmで当時の技術の高さが分かる。映画「黒部の太陽」では貫通シーンがクライマックスとして描かれた。バスを降りた後は220段登り展望台へ。「黒部の太陽」で有名な破砕帯の湧水は今では喉を潤す水となっている。
石原良純が関西国際空港の税関の裏側に潜入。麻薬や化学品のチェックと同時に脱税目的の金や高額時計などを含めると毎日何かが出るという。この日は、酒タバコを持ち込んでいないという東南アジア人女性が検査に引っかかった。
酒タバコを持ち込んでいないという日本在住の東南アジア人女性の荷物の中から出てきたのは大量のお菓子の箱。さらにその中身は全く違う物だった。
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大量のお菓子の箱の中身は全てタバコだった。税金がかからずタバコを日本国内に持ち込めるのは10箱までだが、スーツケースから出てきたタバコは1000箱。女性は騙されて運び屋にされたようだった。これらのタバコにかかる税金は約30万円で女性は1000箱のタバコを放棄することとなった。タバコを日本で数倍の値段で転売する手口が横行しているという。続いて税関にやってきたアジア人女性は自分のスーツケースの鍵番号が分からないと主張する。職員は同意書にサインをもらい鍵を壊しスーツケースを開けた。
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鍵を壊しスーツケースを開けると、免税範囲を超える酒とタバコが出てきた。意外にも少額な税金で女性はすぐに支払った。数多くの旅行者の些細な表情の変化や行動の違和感から不審者を探し出す税関職員。若手職員の1人が目を光らせた東南アジア人女性は、電話と化粧品を日本で販売するために持ち込んだという。女性は1万8400円の税金を拒み続けた。
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化粧品と電話を申告せずに持ち込もうとした女性は計1万8400円の税金の支払いを拒み続けて2時間が経過。ついに観念し渋々税金を納めた。一方、欧米人男性の荷物からコカインの反応が出たため別室で検査。男性はオーストラリアでコカインを使用したと話す。
バッグの中からコカインの反応が出た欧米人男性。オーストラリアでコカインを使用したと話す。カバンに付着した微粒子を機械が検知したが、コカインは持っていなかったため男性は無事入国した。今回、石原良純は税関が摘発した大麻草や覚醒剤を見せてもらった。密輸犯の手口は、スーツケースの仕切りの内側などに隠されていた。
スパッツの内側のポケットに不正薬物を隠して密輸されたケースでは、スパッツ1枚に6袋が隠されていた。摘発に一役買っているのが麻薬探知犬。麻薬探知犬管理センターには30頭前後の麻薬探知犬がいる。麻薬探知犬の健康管理・訓練を行う人はハンドラーと呼ばれる。麻薬探知犬は臭いがしたら座ってハンドラーに伝えるよう訓練を受けている。