天安門事件 37年 台湾 民主主義の大切さ “再確認”

2026年6月5日放送 4:36 - 4:40 NHK総合
国際報道 SPOT LIGHT INTERNATIONAL

台湾では中国から香港から移り住んだ人たちが活動を続けている。呉仁華さん。台湾の大学に籍を置きながら、天安門事件で軍がどう動いたか研究を続けている。呉さんは当時大学講師として天安門広場で座り込みを行うなど運動に参加。事件後中国による厳しい取り締まりを逃れてアメリカに亡命。8年前、台湾に移り住んだ。先月開かれた事件の追悼集会を主宰する台湾の団体が開いたイベント。呉さんは台湾の民主主義や自由が脅かされる懸念を訴えた。呉さんは去年11月、事件に関するある映像を入手しネット上で公開した。6時間に及ぶ映像。事件が起きる前に鎮圧の出動命令を拒否した元司令官の軍事法廷の様子。元司令官の名前は徐勤先氏。北京の防衛を担う約1万5000人の精鋭部隊第38集団軍の軍長をつとめた人物。事件後の1990年非公開で行われた軍事法廷で懲役5年の判決を言い渡された。徐氏が命令を拒否したことは海外などの報道で知られてはいたが、軍事法廷の様子が映像で明らかにされるのは異例。公開後「歴史の真相を示す貴重な資料だ」などと大きな反響を呼んだ。映像が提供された背景など、詳しいことは一切明らかにできないとする呉さん。事件に真相究明にこれからも取り組んでいきたいとしている。


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