天才画家・神田日勝 十勝の荒野に生きること

2025年5月17日放送 22:08 - 22:11 テレビ東京
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神田日勝は昭和12年東京・練馬生まれ。日勝は日本は戦争に勝つようにと父親が名付けた。昭和20年8月には鹿追町に入植。神田家の住居跡。与えられたのは500タールの原野で、農業経験のない都会育ちの家族は過酷な十勝の自然と格闘しながら新天地で生活を始めた。家という作品は、鉛色の空に、板張りの簡素な家が。古靴が放おり出され散らばっているのは砂糖の原料となる箱の残骸。赤い自転車は現金収入を得るために郵便配達をしていた父が使っていたもの。日勝は中学を卒業後に農業を継いだがそれが当然だと思っていた。神田家の土地は、熊笹が根をはり、石ころなどが沢山植わっていた。人の力だけではどうにもならない台地を馬とともに耕し、汗を流した。日勝の兄の神田一明は画家になった。兄から油絵の手ほどきをうけた日勝は19歳で初めて展覧会に出展する。馬喰に騙されて買ったやせ細り動けなくなった馬を描いた。


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東京藝術大学練馬区(東京)鹿追町(北海道)神田日勝神田一明窓のある室内痩馬第31回平原社展

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