ミライ☆モンスター (ミライ☆モンスター)
松島美空が学校帰りに向かったのは、両親が指導する卓球場。集中力を高めるため、約20分間お昼寝する。この日は、団体戦の関西チャンピオンの大学生相手に練習。平日は平均6時間練習している。松島美空の強みはサーブだという。同じフォームから左右に打ち分けられる。卓球台の隅に置いた将棋の駒を狙えるほどコントロールがいい。Tリーグでも、サーブで相手を翻弄するが、年上選手のパワーに押され未だ勝ち星はゼロ。課題は、年上選手の力強いボールへの対応だ。毎晩500球、ラケットを振り続けている。松島美空は、両親への感謝の気持ちを試合に勝つことで伝えたい、最終舞台は五輪で金メダルを取ることなどと話した。全日本卓球選手権大会カデットの部には、13歳以下世代の日本代表を含む154人が出場。松島美空は初戦、同い年の選手を相手にストレート勝ち。2試合目は、中学1年生と対戦。サーブでポイントを取り、パワー負けせずに打ち返すなど、この試合もストレート勝ちした。決勝まで全6試合ストレート勝ちで進んだ。決勝は、中学1年生の世代別日本代表の瓜生選手と対戦。松島美空が先制点をあげた。相手の力強いボールも返して得点につなげた。得意のサーブで連続得点するなど、第1ゲーム・第2ゲームを連取。第3ゲームで、緩急をつけた卓球に翻弄され、このゲームを落とした。第4ゲームもとられ、試合は最終ゲームまでもつれ込んだ。