- 出演者
- 関根勤 小栗有以（AKB48） 松井ケムリ（令和ロマン）
きょうのミライモンスターは1年ぶり2回目の登場。ミライモンスターが通う京都市立竹田小学校を取材すると、負けず嫌いな子だという声が多く聞かれた。女子卓球界のミライモンスター・松島美空、11歳。女子卓球では、パリ五輪で、早田ひながシングルス銅メダル、団体で銀メダルを獲得した。松島美空の夢は、4年後のロサンゼルス五輪に出場と8年後のブリスベン五輪で金メダル獲得だ。前回は、小学4年生以下が出場する全日本選手権で優勝した。ことしは、小学6年生以下の全日本選手権で4連覇を達成した。また前回、小学3年生でプロチーム・京都カグヤライズと契約。史上最年少でプロになった。松島美空の両親は、元卓球選手で、実業団で日本一にもなった。兄妹全員も卓球選手。親子4世代にわたって卓球選手だという。今回は、全日本卓球選手権大会の13歳以下の部に密着。松島美空は、これに勝てば全日本5連覇となるが、松島より年上の世代トップ選手らも出場する。
松島美空が学校帰りに向かったのは、両親が指導する卓球場。集中力を高めるため、約20分間お昼寝する。この日は、団体戦の関西チャンピオンの大学生相手に練習。平日は平均6時間練習している。松島美空の強みはサーブだという。同じフォームから左右に打ち分けられる。卓球台の隅に置いた将棋の駒を狙えるほどコントロールがいい。Tリーグでも、サーブで相手を翻弄するが、年上選手のパワーに押され未だ勝ち星はゼロ。課題は、年上選手の力強いボールへの対応だ。毎晩500球、ラケットを振り続けている。松島美空は、両親への感謝の気持ちを試合に勝つことで伝えたい、最終舞台は五輪で金メダルを取ることなどと話した。全日本卓球選手権大会カデットの部には、13歳以下世代の日本代表を含む154人が出場。松島美空は初戦、同い年の選手を相手にストレート勝ち。2試合目は、中学1年生と対戦。サーブでポイントを取り、パワー負けせずに打ち返すなど、この試合もストレート勝ちした。決勝まで全6試合ストレート勝ちで進んだ。決勝は、中学1年生の世代別日本代表の瓜生選手と対戦。松島美空が先制点をあげた。相手の力強いボールも返して得点につなげた。得意のサーブで連続得点するなど、第1ゲーム・第2ゲームを連取。第3ゲームで、緩急をつけた卓球に翻弄され、このゲームを落とした。第4ゲームもとられ、試合は最終ゲームまでもつれ込んだ。
美空ちゃんは中学生の瓜生選手に対し2-2と互角に立ち回っていく。そして最終5ゲームも2ポイントづつを取り並ぶ様子を見せた。
美空ちゃんは中学生の瓜生選手に対し最終ゲームを5-5と互角に渡り合ったものの、最後は得点を練習され5-11と力尽きた。悔しさのあまり涙を流しカメラを振り払って立ち去る様子を見せていた。
そして、1週間後には京都カグヤライズの選手としてパリ五輪団体銅メダリストのチョン ジヒ選手との対戦に臨んだ。トップレベルの選手に対しても物怖じせず打ち返してTリーグ初勝利を飾った。11歳での初勝利は張本選手の13歳2カ月を更新する物となっている。美空ちゃんはサーブから3球目で得点が獲れたと振り返る様子を見せている。祝勝会も行われ、1年後に妹・愛空ちゃんとともに大会を制覇したら旅行に行けると両親がエールを送ると、美空ちゃんは1年後の約束なので忘れてしまうのではないかと話す様子を見せていた。
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