ニュース (ニュース)
久留米大学産婦人科学講座の津田尚武主任教授は妊婦の注意点について、「血栓症、血圧、早産症状がないかの3点を特に注意してほしい、通常でも妊産婦は通常に比べ約5倍、産後も約20倍くらい血栓ができやすい状況がある。これに加え避難所での猛暑による脱水の傾向やトイレも行きがたいことがある。妊娠中に血圧が高くなると出産前に胎盤が剥がれる「胎盤早期剥離」などのリスクも高くなり命に関わることがある。慣れない環境での生活でストレスが溜まったり重い荷物を持ち上げる機会が増えると早産リスクが高まると考えられる。血栓症にはこまめに水分をとること、軽い運動やストレッチをすることが重要。お腹の張りには十分注意して、そのような症状が増えた時には早めに医療スタッフに声をかけたりかかりつけの先生に受診をお願いしたい」と話した。被災地では今も断水が続く地域がある。日本赤十字社医療センターの赤井智子助産師は、「哺乳瓶の消毒にはすごく水を沢山使うので消毒がちょっと難しくなってくるので、紙コップなどでミルクを入れてカップ授乳をしてもらうといい。お湯に赤ちゃんを沐浴させるよりは泡での沐浴が主流になっている。避難所では部分的に頭・体だけやお尻だけという感じで分けて洗うと通常と変わらない清潔が保てる」と話した。
