子どもの“読書離れ”は本当か

2025年7月8日放送 4:05 - 4:14 NHK総合
視点・論点 (視点・論点)

小学生の1か月間の平均読書冊数は2024年が13.8冊で右肩上がり。中学生は2024年が4.1冊と増え続けている。高校生は基本的に横ばい。つまり読書離れをしているとは言えない。不読率は小中高で2000年代以降、改善している。高校生以上の読書冊・不読率はほとんど変わらず、大人も高校生と同じぐらい本を読まない。だが薄くて読みやすい本ばかりを読んでいると言う人もいるが言いがかりで、そんな調査はない。南カリフォルニア大学・スティーヴン・クラッシェン名誉教授はコミックやティーン向けロマンスを読んでいる子どもたちは他の本も読んでいると結論付けている。好きで読んでいれば読む力もつき関心も広がる。また楽しいと感じれば、それ以外の読書につながる。PISAでは夢中になって読んだことがある経験と読解スコアに相関があると分かっている。学習要素のある読書、受験員関係しそうな本に過度に誘導しないでほしい。大人は自分が理解できなかったとしても子供や若者が読みたいものを後押ししてほしい。


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ノストラダムスの大予言南カリフォルニア大学OECD生徒の学習到達度調査変な家読書はパワースティーヴン・クラッシェン

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