ワールドビジネスサテライト (ニュース)
1日、トランプ大統領は「合意できるかどうか疑わしい」などと述べ日本との関税交渉について取引できるか疑わしいと強い不満を示した。9日に上乗せ分の停止が解除されると日本への相互関税は現在の10%から24%に。マーケットも早速反応し日経平均株価は一時500円以上値下がり。石破総理は「現在協議中なので一つ一つについてコメントしない」などとコメント。赤沢大臣はこれまで7回アメリカを訪問、7回目の協議ではベッセント財務長官と会談は実現せず。赤沢大臣は「わが国の国益を損なうような合意であってはならない」などとコメント。東京・大田区にある極東精機製作所。鈴木亮介社長は「4月以降受注が30%減少」などとコメント。買い控えが起こると見越したメーカー側が在庫を抱えるのを恐れたため注文が激減。こうした状況に日本商工会議所・小林会頭は「非常にばかにした交渉のやり方」などとコメント。今回のトランプ大統領の発言について野村総合研究所エグゼクティブ・エコノミスト木内登英さんは「日本が自動車関税の撤廃をずっと訴え続けてきたことが不満」などとコメント。