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きのう農林水産省に登庁した小泉進次郎農水大臣。農水大臣に就任してから初となる衆院本会議へ出席すると多くの議員から声を掛けられ笑顔を見せる場面も。中でも衆院農水委員会の御法川信英委員長とは本会議終了後も人がいなくなるまで話し込んでいた。業務の引き継ぎのため再び農水省へ戻った小泉大臣。神妙な面持ちで江藤前農水大臣の到着を待った。通常和やかな雰囲気の中で行われる引き継ぎだが、失言問題による大臣交代のため緊張感が漂っていた。その後、予定されていた撮影は急遽中止になった。夕方、農水省の幹部職員を前に訓示を行った小泉大臣「いま国民の皆さんに求められているのはコメの問題にスピード感をもって結果をだせるかどうか」など呼びかけた。政府が備蓄米の放出を決定してからすでに3カ月。コメ価格高騰を食い止めるために打ち出したのが随意契約。これまで備蓄米の売り渡しは競争入札で行われてきた。小売店での値段が下がらない要因になっていたという。随意契約は国が任意で契約。販売価格を低く設定することが可能になる。ただ、随意契約の場合、価格の根拠やどの業者を選定するのか、その過程には透明性の確保が求められるという。専門家は3回の競争入札とのバランスの難しさを指摘。過去3回の競争入札では60キロあたり2万円を超える価格で落札されている。折笠氏は4回めに放出される備蓄米について、政府は2022年度産のコメを根拠に2万円を切る値段を目指すと予想。石破茂総理大臣が1日でも早く実現すると明言した5キロあたり3000円台のコメの価格。小泉大臣はきのう出演したテレビ番組で「3000円台というと相当幅広い。約1000円の幅。私は3999円を達成したら、言ったことをやったとはならないと思う」などコメント。