新美の巨人たち 新美の巨人たち
田島照久は尾崎豊との出会いについて今度デビューする歌手のジャケットデザインを頼まれ、その時には十七歳の地図という名前のアルバムタイトルにするということと、15の夜の歌詞の一節をインフォメーションとしてもらっという。数少ない情報をもとにアイディアを出していくがランダムに連ねた言葉の中で思いついたのが飛び降りる。受験戦争や管理教育が進んだ1980年代では若者たちが重たい閉塞感にいた。ジャケット撮影の日に青山学院の学生服を来た尾崎豊がやってきたが手に紙袋を持っていたという。