NHKニュース おはよう日本 (特集)
山形県が全国一位の収穫量を誇るさくらんぼ。1875年に山形県がさくらんぼの栽培を始めてから今年で150年。さくらんぼ王国がどのように築かれていったのか、その歴史を辿った。寒河江でさくらんぼの栽培を始めたのは井上勘兵衛だが、実るまで10年かかった。缶詰で販路を拡大。栽培は農業試験場を通して地域に広がったとみられる。昭和初期には冷蔵貨車で全国へ。昭和30年には東京のデパートでキャンペーンが行われていた。さくらんぼ狩りもその一翼を担った。山形で開発された佐藤錦はその人気を支えている。