ストレイトニュース (ニュース)
東京証券取引所の取引時間は先週まで午前9時から11時半と午後12時半から3時までだったが、きょうから午後3時半までとする。取引終了時間を延ばすのは70年ぶりのことで、取引の機会を増やして市場の活性化を図る狙い。東証では2020年に大規模なシステム障害が起き、終日取引ができなかったことから、時間延長により、システム障害の際にも復旧後に取引を再開できる可能性を高める狙いもある。現在、上場企業は株価への影響を避けるため、取引終了後に決算発表などを行うケースが多く見られるが、今後、発表時間を午後3時半以降にしたり、逆に取引時間中に繰り上げたり変更するケースが増えるとみられている。
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