大相撲(2024年) 大相撲 夏場所 八日目(中継)
先代大島親方の教えは「土俵はいつも開いている」。旭國は相撲博士と呼ばれるほど徹底的に研究していた。引退後は大島部屋を設立し、横綱・旭富士など10人の関取を育てた。元旭天鵬・大島親方は「昼間から翌朝までは土俵はずっとあいている。それをどうにか上手に使えよとは言っていた。午後空いてるからご飯食べて、休んだらまたやったら。そのあと6時くらいから食事なので、それまでに体動かして汗かいて風呂はいったら、ごはんもよく入る。ご飯が食べれるということは体も大きくなる。こっちは寝たいので当時は理解できなかった」などと話した。自らあいてる土俵に向かうことで結果が出始め37歳8か月で史上最年長初優勝を果たした。