知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜 (知られざるガリバー)
京三製作所の鉄道信号システムのかなめとなる制御盤の裏側にはスイッチの役割を果たすリレーがたくさんある。リレーは各装置の動作に個別に対応している。主要駅に使われるリレーの数は約1900個。リレーはアナログ機器で、本体が大きく数が多いので場所も取る。あえて機械式にすることでわかりやすく安全を担保することができる。踏切の遮断器は一つずつ手作業で丁寧に組み立てている。遮断器には寿命の目安にするためにカウンターをつけている。線路の分岐を切り替える転轍機に必要なパワーは年々上がっているという。
1917年、前身となる東京電機工業が創業。翌年、創業者・小早川常雄がもう一つの前身である京三商会を創業、鉄道や発電所の設備設計などを手掛けた。その後、児童閉そく信号装置などを製造販売。1963年、東海道新幹線にATC装置(自動列車制御装置)が採用された。その後、台湾の子会社設立を皮切りに現在は海外5か所でグローバルに事業を展開。2004年にはホームの可動ステップを製造販売。
