広島 市街地にも…シカ被害の実態は

2024年11月5日放送 5:18 - 5:24 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 (特集)

北海道を除く国内のニホンジカの数は250万頭と推定され、生態系や農作物に深刻な被害を及ぼしている。広島市では市街地でも出没するようになり被害が広がっている。広島市安佐北区にある寺山公園は周囲が住宅街に囲まれ日中親子が訪れるが、シカの糞が。暗い時間に訪れると10頭近くのシカが公園で草を食べていた。住人たちは近年市街地に現れるシカに悩まされている。住宅街だけでなく駅周辺でも目撃されている。住宅街に頻繁に出てきている理由について、広島修道大学人間環境学部・奥田圭教授はシカにとってそこまで危険だと思っていない場所として都市部が認識されている可能性があると話す。広島市安佐北区で農業を営む保久克己収穫前のコメがシカの被害に遭っていると話す。奥田教授は人間とシカが住む場所をしっかりと切り分けるまちづくりを行政が早急に進めるべきだと指摘している。


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