後悔 がん治療 進歩の陰で “最先端の治療”と信じたけれど…

2024年6月15日放送 11:27 - 11:32 NHK総合
首都圏情報 ネタドリ! がん“在宅治療時代” 不安や情報との上手な向き合い方は?

妹が子宮体がんで亡くなった女性。5年前、がんと診断された妹は子宮を摘出すれば完治が見込めるといわれたと話す一方、ためらいも感じているようだったという。子宮を温存する治療法を探していた妹は手術をすすめる家族と次第に距離を置くようになった。そして、診断から2年、手術を受けることなく亡くなった。女性は妹直筆の日記を見つけ、そこには、自宅での生活の様子が詳細につづられていた。女性が注目したのは「ヨウ素」という文字。妹はある液体を毎日8回欠かさず飲んでいた。調べてみるとある企業が海外の研究所と開発していると説明しているものだった。妹はLINEでつながった複数の人物からアドバイスを受けて購入していた。医師ではない人たちから日々の不安や食事、痛みの対処法までSNS上で助言を受け総額85万円を支払っていた。これはおかしいと強く感じたのは出血したという相談に対してがんアドバイザーを名乗る人物が返した「かなり良いですね。一気に治るかもしれませんね」という言葉だった。その後、妹は痛みに耐えられず病院を受診。がんが全身に転移していると告げられた。
今、がんの相談現場には自宅で治療と向き合う人たちからの悩みが数多くよせられている。約5000件超の相談が寄せられるマギーズ東京。不安を埋めようと検索を繰り返す中で、最先端に見えるがん治療に飛びついてしまうことが多いと言う。センター長の秋山正子さんは、心地よい誘いの文章にやっぱり迷いつつそちらへ行ってしまうなどと話す。


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