A-Studio+ (宮澤エマ)
鶴瓶は、宮澤エマの恩人である三谷幸喜に取材を行った。宮澤はこれまでに多数の三谷作品に出演しており、初参加は2018年の舞台『日本の歴史』。実はオファーを受けたのはその3年以上前で、当時は「なぜ自分に声がかかったのか」と不思議に思っていたという。稽古が始まる前には、映画『記憶にございません!』の撮影が先にあり、三谷から次回作の話も聞いたものの、「この時点では私のことをちゃんと知らなかったのでは」と本人は感じていた。実際に『日本の歴史』の稽古に入ってから、三谷本人に確認したところ、「正直、ちゃんとは認識していなかった」とあっさり暴露。ではなぜ宮澤を抜擢したのか。三谷によると、作曲家の荻野清子さんが、宮澤の初ミュージカル作品『メリリー・ウィー・ロール・アロング』を観劇。その際の話を三谷が聞き、頭の片隅に残っていたことがきっかけだったという。