ひるおび! ひるトピ
愛媛県・久万高原町にある「美川タクシー」は創業1967年、従業員10人の地域密着型タクシー会社。地域の特徴は、山々に囲まれ平均標高は約800メートルで自然豊かな高原の町。気候は涼しく、夏は避暑地・冬はスキーなど”四国の軽井沢”と呼ばれている。そんな町にある「美川タクシー」がSNSに投稿したところ奇跡が起きた。きっかけは「弊社社長が、いいねが1万来たら広報にいいカメラを買ってくれると約束してくれました」という投稿。すると瞬く間に拡散され大バズリ、翌日には「いいね」が1万を超え、約2万までいった。フォロワー数も16人→2万人まで伸びた。「美川タクシー」の広報では久万高原町の景色をスマホで撮影し、SNSにアップしていた。するとある日、ペルセウス座流星群がよく見える日がやってきたため撮影するもスマホでは限界があった。「町の景色をもっと綺麗に取りたい」との思いから社長にカメラを打診したが、「社長は『スマホのカメラで十分綺麗だ』とのらりくらりとかわされた」という。結局カメラは買ってもらえず、もどかしい日が続いていた。しかし「みなさんの力を貸してください。弊社社長が、いいねが一万来たら広報にカメラを買ってくれると約束してくれました」との投稿から一気に話題に。これがまさかの1万超えで約束通り念願のカメラを購入できることになった広報さん。しかし星や景色を綺麗に撮るためには「望遠レンズが必要」と気づくも、社長からは「それは知らん」と言われる。一連の状況を再びSNSに投稿するとカメラ用品の輸入販売を行う企業と一般の人からレンズの提供の申し出が。先に14日にレンズが到着し、15日にカメラが到着。17日に中秋の名月を撮影したが、「クレーターが見えるような写真を撮りたかったので失敗」とのこと。広報担当は「久万高原町の空気や緑深い自然を感じてもらいたい。町の素敵なところを皆さんに知ってもらえれば」と話す。渡辺さんは「2万フォロワーになってスゴイ。狙いがないというか、欲がないっていう朴訥とした投稿だったり写真だったりするのが良い。応援したくなる」、八代さんは「広報の方としてものすごく優秀だなと思う。その部分をぜひ社長が評価していただければと思う」などとコメントした。