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アメリカで銃撃され亡くなったトランプ大統領に近い保守系の政治活動家チャーリー・カーク氏の追悼式典が行われた。カーク氏は保守層の若者を中心に大きな影響力を持つとされ、会場には多くの支持者が集まった。キリスト教への信仰を中心としたカーク氏の政治活動。式典でカーク氏の妻は夫を殺害した容疑者を許すと涙ながらに語った。一方でトランプ氏は「過激な左派は非常に危険なことをする。チャーリーは敵対する相手を憎んでいなかった。私は敵対相手が憎いし、彼らのためになることなど望んでいない」と述べた。国の指導者が国民の対立を煽るとも取れる発言をしたことに米・CBSテレビは「最もあからさまな政治的演説を行い、政敵を批判しカーク氏暗殺の責任をまた過激な左派に押しつけた」等と報じた。また、英・ガーディアン紙も「トランプは国民の団結を促すメッセージを出すことを拒否した」等と伝えている。カーク氏の死によって鮮明になった国民の分断。今後増々深まることが懸念されている。