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大阪・関西万博の会場で行われた新居浜太鼓祭り。約3トンの太鼓台を担いで披露する演技は計3回。交代する要因を含めて普段の祭りの約2倍にあたる850人ほどが全国から集まった。最大の見せ場は「寄せ太鼓」と呼ばれる演技。県外から初めて参加する人もいる中で、演技は成功するのか。先月、新居浜市で行われた合同練習。「寄せ太鼓」の演技の指揮をとる守谷貴裕さんは祖父と父親も祭りが好きで、子供の頃から太鼓祭りに親しんできた。この日は太鼓台の棒に見立てた竹で「寄せ太鼓」の練習をした。守谷さんが担ぎ手の動きを見て、担ぎ上げる指示を出す。別の日には経験者やベテランにも演技を見てもらった。守谷さんを鼓舞するように激しいげきも飛んだ。迎えた本番、次々と演技を披露していく。最大の見せ場「寄せ太鼓」。息を合わせた演技で、世界各国から集まった観客を魅了し、新居浜太鼓祭りの新たな歴史が刻まれた。今年の新居浜太鼓祭りは10月16日から3日間の日程で行われる予定。