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AYUMIはオリジナリティあふれる動きで異彩を放つ。代名詞はお掃除スタイルで、日常生活からインスピレーションを得るなどその動きは独特。世界女王にも輝いた実績をもつ。NARUMIの妹で、AYUMIの強さにNARUMIはリピートという同じムーブをする動きがあるがそれをAYUMIが唯一していなかったという。一見派手ではないが、細かく動きを変化させ自分では覚えられないほど変化させるので、自分にはできないという。若手選手のRikoの武器はスピードとキレ。Rikoは一昨年の世界選手権にベスト4にはいると、国際大会で優勝を3回した。ふるさとの沖縄を訪ねたが高校2年生だという。8歳でブレイキンを始めたが、友達に誘われて地元のダンススクールに通ったことがきっかけ。頭角を現したのは2年前の全日本選手権。中学3年生ながら、年上の高校生をやぶり初優勝に。パリ五輪を目指す強化選手にもなった。
2年前からダンス教室をやめて独学で技術の向上に励んでいる。練習は毎日四時間で、指導者を付けない理由には先生に頼ってしまうという。動きを激しくすると体感がブレるということでジムにも通い始めた。サーキットトレーニングを行い、疲労が溜まった状態でもブレないバランス感覚を養っていった。去年の全日本選手権ではAYUMIに敗退したが独創性が浮き彫りに。全日本選手権まで2ヶ月となったが新技に挑戦していた。Aトラックスと呼ばれる足を広げながら手と頭を使ってまわるパワームーブで、そこに変化として体を大きくそらす動きはBガールの中では誰もやったことがない。怪我のリスクもあり1日3回が限度。しかし成功率は20%だというが回転の際に頭が傾くと技を失敗してしまうことがわかった。成功率をあげるためその感覚を研ぎ澄ませた。
ここでクイズ。Rikoはどんなときに技を考えている?と問題が出た。正解は授業中だった。またオリンピック予選シリーズに出場する選手を紹介した。