イット! (ニュース)
千葉県の鎌ケ谷市がいま街の象徴をめぐって直面している事態に揺れている。きのう日本ハムは2030年頃までに2軍の本拠地を鎌ケ谷市から北海道の北広島市周辺に移すことを正式発表した。これまで1軍と2軍の施設が遠いことで長距離移動の負担などが指摘されてきた。栗山英樹CBOは「本当の意味で育成できる拠点を北海道につくらせてもらいたい」などと話した。ダルビッシュ有なども排出した日本ハム。鎌ケ谷市の固定資産税による歳入は千葉県の37の市のうち下から2番目の低さ。現在はスタジアムと選手寮の固定資産税と若手選手の住民税が課税対象だが、施設が移転すれば無くなり、さらなる減収に見舞われる可能性が高まっている。