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きのう高市総理はメキシコのシェインバウム大統領と電話会談を行い、中東情勢を踏まえ原油などのエネルギー分野で協力を進めることで一致した。メキシコの石油生産量(2023年)、世界11位、シェア2%。メキシコ湾に油田が多くある。エネルギー経済社会研究所・松尾豪代表によると、パナマ運河を通って1カ月程度で日本に到着。パナマ運河は、大型タンカーの通航不可、中型タンカー通航可能。しかし、ホルムズ海峡のような脅威はなく、メキシコからの輸入は日本にはメリット。メキシコは、アメリカからの関税で関係悪化し、アジアなど原油輸出の道を模索していた。そのため、メキシコ産原油が割引価格で仕入れられる可能性もある。しかし、国内製油所の多くは中東産の「中・重質油」に合わせて建設されたもので、メキシコの原油は「超重質油」で性質が異なるため、大量受け入れるとなれば設備の改修が必要になる可能性がある。石油業界関係者は、「設備改修には数カ月以上かかり、費用も数十億円規模にのぼる」とコメントした。
