ワールドビジネスサテライト (ニュース)
日産自動車は今年3月までの1年間の最終損益が6500億円の赤字になるとの見通しを発表。2年連続で6000億円を超える巨額の最終赤字となる。日産自動車・エスピノーサ社長、ジェレミー・パパンCFOの会見(日産本社)。これまでは経営再建に関する費用を算定中だとして最終損益の予想は開示を見送ってきた。赤字の内訳詳細については明らかにしなかった。関係者は退職金やサプライヤーへの補償金が最終赤字に含まれると指摘。エスピノーサ社長は日産の経営再建計画が着実に前進していると強調。最終損益が6500億円の赤字を見込む一方で、本業の収支を示す営業損益は600億円の赤字になるとの予想を発表。生産拠点の統廃合や人員削減などが進み、固定費を1600億円削減。日産幹部が単独再建か経営統合による再建を臨時協議。日産に対しメインバンクのみずほ銀行から経営統合を含むアライアンス(連合)の拡大による再建を目指すべきと意見が寄せられた。日産幹部らの協議でホンダとの統合協議の再開や大株主ルノーと調整を進める意見などが衝突し、まとまらなかった。ホンダはおととい、去年4月から12月までの決算で主力の4輪事業が1664億円の営業赤字に転落したと発表。営業利益も42%減少するなど経営の立て直しを迫られている。エスピノーサ社長はホンダとは北米事業で協力できるかの議論に集中しているとも話した。経営統合の議論は言及しなかった。
