ひるおび JNN NEWS
G7(主要7か国)の外相会合に出席するため、カナダを訪問中の岩屋毅外務大臣はアメリカ・ルビオ国務長官に対し、今月12日に発動された鉄鋼やアルミニウムに対する25%の関税措置に申し入れを行った。また、来月に発動が検討されている相互関税や自動車への関税について、日本を対象から外すよう改めて求めた。これに対し、ルビオ国務長官は「今日の話はワシントンにしっかり持ち帰りたい」と応じた。アメリカ・トランプ大統領が次期駐日大使に指名したグラス氏は13日に議会の公聴会に出席し、「大使に承認されれば関税と貿易赤字削減について、日本と厳しい対話をするだろう」と述べた。グラス氏は日米関係について、「新たな黄金時代の幕開けに立っている」とした上で、「関税や貿易赤字解消について、厳しい姿勢で臨む」と強調。日本に防衛費や在日アメリカ軍駐留経費の増額を求めていく考え示した。