星野富弘の「詩画」優しく柔らかく ていねいに

2026年9月26日放送 22:02 - 22:06 テレビ東京
新美の巨人たち 新美の巨人たち

群馬県みどり市は星野富弘のふるさと。そこに富弘美術館があり白を基調としたフラットな平屋建て。上から見ると丸い形が寄り添うようになっている。星野さんが亡くなって2年。来館者はすでに700万人を超えると言われている。北関東屈指の美術館で、初期のものから晩年のものまでの60点が展示される。描き始めた頃の作品では、サインペンとカラーマーカーを使って、茎のたくましさや花びらの一つ一つ、おしべやめしべまで刻銘に捉えた。添えられた詩は「私の首のように 茎が簡単に折れてしまった しかし菜の花はそこから芽を出し 花を咲かせた 私もこの花と同じ水を飲んでいる 同じ光を受けている 強い茎になろう」としたためた。角のないふっくらとした独特の文字が、絶妙な間合いで詩を紡いでいく。鼻の姿はありのままに。自分の中で絵と言葉が完全に一体となり、美しい詩画の世界を作り上げている。


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