王様のブランチ (BOOKコーナー)
大人気エッセイの続編「いのちの車窓から 2」を発売した星野源。星野源の日常と心の感触を綴った27編。中でもお気に入りのエピソードは、塩見三省さんと共演したときのエピソード。始まりは塩見さんとの共演前のこと、憧れの細野晴臣さんに食事に誘われ行きつけのお店に連れて行ってもらえることに。期待に胸を膨らませついて行った先はファミリーレストラン。好きというシンプルな理由で店を選び後輩を連れて行く。そんな飾らない細野さんの姿に「俺はこの人のことが大好きだ、と強く思った」という。ドラマ撮影の合間に塩見さんが話してくれたのが、大先輩の俳優から行きつけの美味しい店に誘われたときのエピソード。もし後輩と食事に行くならと聞かれ、「同じことをやるとすごく意識している。意識してないからかっこいいのであって、後輩とは付き合わないのが一番」などと話した。