午後LIVE ニュースーン (ニュース)
伊豆諸島では今夜遅くから非常に強い風が吹き、最大風速は25m、最大瞬間風速は35mと予想されている。あすはさらに風が強まり、伊豆諸島では最大瞬間風速が70mに達して、一部の建物が倒壊するような猛烈な風が吹く恐れがある。気象庁は午後4時50分、東京・伊豆諸島の八丈町と青ヶ島村に暴風・波浪特別警報を発表。数十年に一度しかないような大規模な災害の発生が予想されていて最大級の警戒が必要。台風22号はきょう午後3時には青ヶ島の南西300kmの海上を1時間に20kmの速さで北北東へ進んでいる。台風は進路を次第に東寄りに変える見込みで、非常に強い勢力を維持し、あす明け方~朝にかけて伊豆諸島に最接近する見込み。気象庁は午前10時半から記者会見を開き、これまでに経験したことのない暴風・高波のおそれがあるとして最大級の警戒を呼びかけた。台風22号は猛烈な風が予想され、飛来物による被害のおそれがある。暴風による被害を再現した映像を紹介。専門家は予想されている最大瞬間風速が吹くと実験のように物が飛んでくる可能性があり、雨戸やシャッターを閉め、飛散しそうなものは屋内に取り込んでおくなど平時から準備をしておくことが大事と話した。伊豆諸島では線状降水帯が発生して災害の危険度が急激に高まるおそれがある。暴風や高波に最大級に警戒するとともに、土砂災害や浸水、川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要。