- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
ノーベル化学賞を北川進さんが受賞。北川さんは多孔性金属錯体を開発した。
台風22号が伊豆諸島接近。気象庁は伊豆諸島の八丈町と青ヶ島村に暴風・波浪特別警報を発表。台風の特別警報は状況悪化の前に発表されるのが特徴。中心気圧や風の予想など基準に約12時間前に発表される。あす明け方から朝にかけて伊豆諸島に最も接近する見込み。あすの最大瞬間風速は伊豆諸島で70メートルに達する見込み。これは時速250キロ相当で新幹線の速度に匹敵する。八丈島では2003年に襲った台風15号の影響で大きな被害が出た。今回はそれに匹敵するか上回る暴風となるおそれも。島では備えが進んでいて、漁港では船をロープで固定していた。スーパーでは買い物客が多く訪れて品切れになる商品も。また伊豆諸島では線状降水帯発生のおそれもあり、あす夕方までの24時間予想雨量は300ミリ。
伊豆諸島ではあす最大瞬間風速が70メートルと予想されている。波の高さも12メートル予想で、猛烈にしける見込み。あす夕方までの24時間予想雨量は300ミリ。台風22号はあす明け方から朝にかけて伊豆諸島に最接近。伊豆諸島では昼前にかけて線状降水帯が発生するおそれも。カーテンを閉め窓から離れること、懐中電灯の準備など、暴風対策・停電対策を呼びかけた。
ノーベル化学賞を北川進さんが受賞。北川さんは有機物と金属を組み合わせた化合物研究に取り組む中で、極小の穴を多く持つ多孔性金属錯体を開発した。多孔性金属錯体は穴の大きさを分子レベルで思い通りに変えることが出来るので、特定の気体を閉じ込めたり目的物質だけを取り出すことが可能に。この技術によって水素の安全かつ効率的な貯蔵が出来るようになるなど、様々な分野で実用化に向けた研究が進められている。こうした業績により、北川さんは過去紫綬褒章などを受賞している。日本からのノーベル賞受賞は、生理学・医学賞受賞の坂口志文さんに続き30人目。
ノーベル化学賞を北川進さんが受賞。高村さんに聞く。研究内容は金属・有機構造体。研究の意義は物質を貯蔵・分離できること。水素分子など、狙ったものを貯蔵・分離できるという。化学プラントの中では実用化が一部始まっている。今後は環境浄化などへの使用も期待されている。新しい物質構造の発見が評価されたという。
高市総裁は野党に挨拶回り。高市総裁と立民・野田代表は同じ松下政経塾の出身。維新との面会では「これから一緒にやったりすることが増えていくかと思う」などと高市総裁は話した。一方公明党とは連立政権の継続をめぐる合意が持ち越しとなっている。公明・斉藤代表は「政治とカネの問題、歴史認識や靖国神社への参拝についての考え方など懸念の解消を」と求めていた。高市総裁は毎年春・秋の例大祭の期間中や終戦の日に靖国神社に参拝しているが、今月の秋の例大祭に合わせた参拝は見送る方向で検討しているという。斉藤代表は「懸念が解消されなければ自民との連立政権継続できない」「その場合、首相指名選挙で高市氏に投票することはない」という考えを示している。こうした中、自民は国民との連携を模索。国民・玉木代表は「3党合意を速やかに実施してほしいと申し上げた」などとコメント。国民を支持する連合・芳野会長は「国民の連立入りは容認できない」などとコメント。また立民は自公の協議がまとまらない可能性を見据え、維新と国民に「首相指名選挙で野党で候補者を一本化したい」と呼びかけている。きょうは立民・安住幹事長が国民・榛葉幹事長と会談し、「野田代表への一本化にこだわらず、野党がまとまるのであれば玉木代表も有力候補だ」と伝えた。これに対し榛葉幹事長は慎重な考えを示した。維新・藤田共同代表も「ハードルが高い」とコメント。
きょうの東京外国為替市場は、高市総裁のもと日銀が追加利上げ進めにくくなるのではという見方などから、一時1ドル152円60銭台まで円安ドル高が進んだ。現在も1ドル152円台後半での取引。また円はユーロに対しても売られ、午前10時前には1ユーロ177円40銭台まで値下がりし、ユーロ発足以降の最安値更新。市場関係者は「高市総裁のもと緩和的な金融政策維持されるのではという見方もあり、連日円売りの展開。今後政府側から為替相場について言及あるか注目されている」と話す。
高知の名物キンメダイ。室戸ではここ数年黒潮の流れの変化が続きキンメダイの漁獲量が減少していた。しかし今年回復の兆し。4~8月の水揚げ量は3.68トンで、前年同期比23%増加。ことし4月に黒潮大蛇行が終息し、北偏も解消され、黒潮は流れが大きく変化している。全国の漁場で魚の種類や漁獲量に変化が出ている。銚子漁港ではサバが豊漁で、今月の水揚げ量はすでに1100トン余と、去年10月1ヶ月分の4倍以上。一方で不漁となる漁場も。カツオの水揚げ量が28年連続日本一の気仙沼漁港では、例年連日数百トンの水揚げも、先月29日は36トン。専門家は「海水温上昇などもあり、漁場の環境は今後も不安定になりやすい」「最新データを使った効率的な漁業が求められる」などと指摘。
ドジャースは第三戦へ本拠地で前日調整。先発の山本由伸はルーティーンをこなした。大谷翔平は短い距離でのキャッチボールで感触を確かめた。佐々木朗希も軽めの調整。ロバーツ監督は佐々木への信頼を口にした。