Nスタ (ニュース)
午後3時過ぎ、広島市の原爆養護ホーム・矢野おりづる園に天皇皇后両陛下が到着され、被爆者10人と交流された。矢野おりづる園には2014年、現在の上皇ご夫妻も訪問されている。多くの命を奪った原爆投下は生き残った人々も被爆後遺症に苦しんできた。陛下も皇太子時代から度々原爆養護ホームを訪問、被爆者に心を寄せられてきた。これで広島県内4か所の養護ホーム全てを訪問されたことになる。これに先立ち午前には豪雨災害の被災地も視察された。訪れたのは広島市安佐南区の小原山砂防堰堤で、この地域では2014年8月の土砂災害で住宅が流されるなどして23人が犠牲になりその後土砂災害を防ぐ目的で砂防堰堤が整備された。その後土砂災害で家族をなくした人たちと懇談された。2日間の日程を終え今夜帰京される。