厚生労働省によると、職場での熱中症による死者の数は3年連続で年間30人以上に上っている。職場における熱中症の重症化を防ごうと、今月から企業に熱中症対策を取ることが義務付けられた。企業には熱中症のおそれのある人がいた場合に報告するための体制の整備や、医療機関に搬送する手順を周知することなどが求められる。対象は気温が31度以上の環境などで連続1時間以上、または1日4時間を超えて作業する場合。対策を怠った場合、6か月以下の拘禁刑か50万円以下の罰金が科される可能性がある。
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