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きょうの日経平均株価は一時600円を超えて値下がりし、4万3000円台を割り込んだ。相場の加熱を意識して、利益を確定させる売り注文が優勢となった。値下がりのさらなる要因は円高進行。アメリカのベッセント財務長官は13日に出演したブルームバーグテレビの番組で、アメリカの政策金利は、9月に0.5%引き下げるのが望ましいとする一方で、日銀の金融政策は後手に回っており、利上げを実施するだろうと述べた。円相場は、日米の金利差が縮まるとの見方から、1ドル146円台前半まで円高ドル安が進んでいて、輸出企業の業績が押し下げられることへの警戒感が広がった。日経平均株価の終値はきのうに比べ、625円41銭安い4万2649円26銭で、7営業日ぶりの値下がりとなった。