THE TIME’ (気になるニュース)
昨日は株、円、債券が揃って売られるトリプル安の展開となった。日経平均株価の終値は、前日から1620円安の4万8702円だった。アメリカの中央銀行にあたるFRBの利下げ観測が後退し、前日のニューヨーク市場で株価が下落したことがある。この流れを受け、ソフトバンクグループやアドバンテストなど半導体関連の銘柄を中心に売りが広がった。一方、高市政権の積極的な経済政策が財政の悪化につながるとの警戒感から円安も進み、円相場は一時1ドル155円30銭台に、1ユーロも一時180円台とユーロ導入以来最安値の水準をつけた。さらに財政悪化の懸念は国債の売りにもつながり、長期金利は一時1.755%とおよそ17年半ぶりの水準まで上昇した。
