イット! (ニュース)
大相撲初場所で2度目の優勝を果たし、叔父に朝青龍さんを持つ豊昇龍関は横綱昇進伝達式に参加した。口上は「気魄一閃」だったが、これは大関昇進ときにも答えたものとなっている。この言葉は所属する立浪部屋にも飾られていて、「気魄」は力強く立ち向かう精神力「一閃」は瞬時のひらめきを指す言葉となっている。相撲ジャーナリストの横野は、豊昇龍の瞬発力や集中力は、「気魄一閃」という言葉にぴったり、言葉どおりの相撲を横綱として磨いていってほしいなどと話した。朝青龍の口上は、「横綱として相撲道発展のために一生懸命頑張る」というシンプルなものだった。横野は、豊昇龍と朝青龍の共通点について、人懐っこさが似ているとした。豊昇龍は、朝青龍から電話で横綱昇進を祝福されたという。モンゴル出身力士として、史上6人目の横綱誕生に、モンゴル国内からも喜びの声が聞かれた。朝青龍は、自身のSNSで、豊昇龍の新横綱土俵入りを見るため来日することを宣言した。あさって、明治神宮で、豊昇龍の新横綱初の奉納土俵入りが行われる。豊昇龍と朝青龍は、同じ1月29日に口上を述べた。初土俵入りの形は、朝青龍と同じ雲龍型ではないかとみられている。