TBS NEWS (ニュース)
北九州・八幡東区で20日に行われた潜水研修候補者選考会は、潜水士を目指す海上保安官10人が参加。海上保安庁の潜水士は、沈没船に取り残された人の救出や行方不明者の捜索を行う海難救助のエキスパート。今年4月、長崎・壱岐沖で医療用ヘリコプターが転覆した事故でも潜水士が機体が沈まないよう浮き具をつけるなどの作業に当たった。唐津海上保安部の土山諒大さんは、高度な技術力と冷静な判断力を兼ね備え、仲間から信頼されるような潜水士を目指したいと語った。合格者は海上保安大学校の潜水研修に参加し、潜水士の国家資格を目指す。
