モーサテ 日経朝特急
日系のコンテナ船事業会社オーシャンネットワークエクスプレスは、2030年度までに250億ドル(約3兆7500億円)規模の投資を実施する。2028年度までに新造船やM&Aを通じて輸送能力を3割増やすほか、港湾整備を進める。オーシャンネットワークエクスプレスは日本郵船、商船三井、川崎汽船のコンテナ船事業を統合する形で2017年に設立。シンガポールが本社で去年8月末で243隻のコンテナ船を運航している。2025年度から28年度に42隻のコンテナ船を新造するほかコンテナ船を所有する海運会社の買収や出資なども想定。グローバルサウスの成長などで貿易構造を進めることができるようになる。貿易構造が変わる中、海運需要の拡大に対応する。(日経電子版)