生きものにはない「格差」と「分断」

2025年5月7日放送 4:50 - 4:59 NHK総合
視点・論点 (視点・論点)

生命誌を研究する中村桂子氏は「国も個人も内向きで、自分さえよければよいという分断が起きている」と話す。気候変動会議、世界保健機関などでは資金を拠出する国が自己主張し、他国を従わせようとする争いが目立つという。また、科学技術が進展するなか、異常気象や多様性の喪失などに直面している。中村氏曰く、生き物の世界は本来、フラットでオープン。それぞれに役割、存在することに意味があり、相互につながっている。上下関係、格差、独占は社会を不安定にし、持続可能とはいえない。中村氏は「フラットでオープンなシステムは、一人一人がそれらしく生きる、生き生きした活気ある社会につながります。格差と分断をなくし、生きものであることを意識した社会をつくっていくことが、明るい未来につながる」などと語った。


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