なないろ日和！ （特集）
日本における認知症の人数の将来推計によると、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になると予想されている。年々増加傾向にあるが、背景には寿命が伸びていることと、脳が成長していかないと衰えていく傾向にあることがある。今回は脳の学校代表の加藤俊徳さんが、日常生活に工夫知ることで脳を活性化する方法を伝授する。
神奈川県の多良美智子さんは88歳だがYouTubeで「Earthおばあちゃんねる」というチャンネルを持ち、登録者数は16万以上。日頃から姿勢を心がけているが、全身に注意を向けると脳が活性化する。また自炊もしているが、作り置きが脳には良い。
加藤さん直伝。日常生活の僅かな工夫で脳を劇的に成長させる方法。朝は時間をかけて起き上がる。ベッドに座り足踏みをし、室内等をつけてからカーテンを開ける。また鏡の前で30秒を笑顔でつくると、運動系の脳も活性化する。その他、利き手とは逆の手で歯ブラシをおこなうなど。
食事。帆立はプラズマローゲンにはEPAとDHAが含まれ、脳の老化を防止する栄養を効率よく摂取できる。きくらげにはビタミンDが多く含まれ油と一緒に食べると吸収率が向上する。今回はこれらを使った「脳を若々しくするサンラータン」の作り方を紹介した。
睡眠。睡眠中の脳は老廃物の排泄が行われている。睡眠の質をあげるためには肩甲骨周りを楽にするとよい。そこで加藤さんがリラックス法を紹介した。寝る時は横向きの姿勢が良い。